【映画紹介】30年振りにCGアニメで復活『アダムス・ファミリー』

映画

『アダムス・ファミリー』は、恐ろしくて不気味なものが大好きな
モンスター一家の日常を描くホラーコメディ。

もとは1コマ漫画が原作で、1991年に実写映画化、続編も1992年に公開されています。
本作は約30年ぶりにCGアニメとなり、新たなストーリーで公開されました。

映画『アダムス・ファミリー』 予告

あらすじ

アダムスファミリーは周りから怖がられるほど
一味違った感覚を持つモンスター一家。

霧深い丘にある幽霊屋敷に好んで住み、
娘のウェンズデーはギロチン付きのベッドで寝て、
息子のパグズリーは父親のゴメズに爆弾をバラまいて楽しむ。

そんな平和な日々を送っている一家だが、悩みもある。
ウェンズデーは外の世界に興味はあるが
母のモーティシアは過去に一般人に嫌われ、街から追いやられた経験を持つため
子供たちを屋敷の外にはなるべく出さないようにしている。

パグズリーは伝統の儀式「セイバー・マズルカ」を行うことになるが
古い儀式には興味が無いため、父のゴメスはヤキモキしている。

そんなある日、屋敷に風船や紙吹雪が飛んで来て、湿地帯の霧も晴れだした。
テレビの人気タレント、マーゴの企画により
「普通」をテーマに街をリフォームしていることがきっかけだった。

破壊的で不吉な雰囲気を感じたファミリーは
喜び勇んで街に挨拶に向かうのでした。

見どころ

原作に寄せられたキャラクターデザイン

モーティシアのスラリとした細い体形や
ウェンズデーの面長なデザインは、原作漫画やアニメにかなり寄せられていました。

ウェンズデーは原作以上に頭が強調されているので最初は気になりましたが、
実際の動きを見ていると可愛くなってきます。

CGアニメーションでダイナミックな演出

実写版でも剣での戦いやダンスシーンは激しかったですが
CGアニメーションになったことで、パグズリーがロケットに乗ってぶっ飛んだり
壁を蜘蛛みたいに歩き回ったりと、実写よりもクションシーンの派手さが増しています!

ストーリーや表現はマイルドに

実写版と比べると明るい雰囲気で、エグい表現は控えめになっています。
(ただ、街の人の受け入れ具合は本作の方が落差があります)
分かりやすいストーリーで、子供も楽しく観れる内容となっています。

吹き替え声優は俳優・女優さんがメイン

年月が経っていることや話題性もあるため、吹き替え声優の変更も多いです。

ゴメズ:生瀬勝久さん
モーティシア:杏さん
ウェンズデー:二階堂ふみさん
パグズリー:堀江瞬さん
フェスター:ロバート秋山さん
マーゴ:LiLiCo

初めは違和感もありましたが、元々クセの強いキャラクター達なので
割とすぐに馴染みました。

その中で、おばあちゃん役の声優である京田尚子さんは
変わっていなかったので嬉しいところでした。
(映画公開時点で85歳!)
他にも直近で劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデンや
キングダムハーツでフェアリー・ゴッドマザー役を続投していました。
変わらず現役を続けていて素晴らしい!

まとめ・感想

子供のころに実写映画を何度も観ていたのですが、
暗くて不気味でも笑える雰囲気が当時の自分には斬新でハマっていました。

本作はストーリーは変わっているものの、各キャラクターの特徴はそのままなので
懐かしさと新しさの両方を感じながら楽しむことが出来ました!

すでに続編が発表されているので、
今度は実写版アダムス・ファミリー2のキャラクター登場にも期待しています!

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