『極主夫道』は、おおのこうすけさんによる、月刊コミックバンチで連載中の漫画です。
2020年に玉木宏さん主演でドラマ化し、2021年4月8日にはNetflixでアニメも配信されます。
ドラマ版公式サイト
見どころ
ヤクザ時代のクセが抜けない専業主婦
元は”不死身の龍”と呼ばれて襲られるほどの伝説のヤクザ。
今は結婚して専業主婦として生活している。
その生活ぶりを、レベルの高い絵でシュールな笑いたっぷりに描いています。
包丁(ヤッパ)に現物(ブツ)など、普通に買い物や料理をするだけなのに
言動も見た目も完全に前職そのままなので、度々誤解されてしまいますが、
炊事洗濯、全ての家事スキルが非常に高いです。
その能力の高さは、料理教室に通ったり
DIYを始める前にしっかりマニュアルを読み込んだりと、真面目に勉強しているからこそ。
家事が出来すぎるからこそ、そのギャップがシュールで面白いところ。
また、元ヤクザなだけに仁義に厚く、家族や隣近所への配慮があるので
その勤勉さと真摯な態度のおかげで、最終的に皆にも慕われます。
大きなオチは無い、その緩さが良い
基本的に1話完結で、元ヤクザが日常を過ごしたらこうなる→激しい展開に→緩めのオチで締め
の流れで進みます。
前段で真面目に龍のことを分析してしまいましたが、そこまで深く考えず
ひたすらシュールな日常を見て楽しむ作品です。
動物たちも上手くて可愛い
非常に上手い絵で、男性はカッコよく・女性はキレイ。
飼っている猫などの動物も、とても可愛らしく描かれています。
登場人物たちも動物に対して優しくて、滅茶苦茶可愛がる、そんな様子を見て和みます。
おまけ漫画で動物メインの回があるのがまた嬉しいところ。
過去の読み切りからも今の作風が伝わる
極主夫道の連載前に、いくつか読み切りも同じコミックバンチで掲載されていました。
今と同じくシュールギャグ系で一貫していたようで、こちらも楽しめました。
Webの「バンチ読切セレクション」で現在も読むことが出来ます。
読切の「NIGHT TOWN」を見てから7巻を読むとちょっと感慨深い
まとめ
日常ゆるヤクザコメディー
龍の激しい日常を、ゆるりと楽しむ漫画。
ヤバそうな見た目とは裏腹に全員善人で、ほっこりした気分になれます。
kindle unlimitedの読み放題で1巻読んでから、龍を始めとしたキャラクターに一気にはまりました。
漫画のPVのために、声優の津田健次郎さんが実写で演じたPVも最高でした!
4月8日からNetflixでのアニメも配信されますが、同じく津田健次郎さんが担当されます。
イメージ通りの声で、実写PVそのままに担当されるので楽しみです!
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