『星の王子 ニューヨークへ行く 2』は、エディ・マーフィ主演のコメディ映画で
『星の王子 ニューヨークへ行く』の続編になります。
2021年3月5日に、prime videoで独占配信を開始しました。
※前作『星の王子 ニューヨークへ行く』のネタバレが含まれます。
見どころ
前作のキャストが多数出演!
アキーム、セミの2人はもちろん、妻のリサやその父、執事など
主要メンバーが前作のキャストそのままで出演しています。
30年という年月を感じさせつつも、懐かしむように皆楽しく撮影されていた様子が
最後まで見ていると感じ取れます。
30年経っても変わらないエディ・マーフィにびっくり
前作のシーンをとことん踏襲
前作で印象的だったシーンが、本作でも多数登場・再現されます。
ファンサービスたっぷりで、前作でのリスペクトが強く感じられます。
知っていればニヤリとするシーンが、開幕から最後まで
非常に多く細かく出てくるので、前作を観てからの視聴をお勧めします。
特に嬉しかったのは、PVにも出ている床屋の人達との再会。
前作以上の勢いで、現代に合わせた痛快な会話が繰り広げられます。
前回決まったセリフが、現代では通用しないパターンもあって面白い
国王としての重圧に苦しむアキーム
全体を通して明るく楽しい雰囲気ですが
アキームは前回と比べて厳しい状況に置かれていています。
自由を満喫していた前作とは裏腹に、今作は後継者選びや他国とのいさかいに悩まされます。
ルールに縛られつつあるアキームにとって、
ニューヨークで暮らしている息子がどのように映るのかに注目です。
吹き替え声優について
エディ・マーフィの吹き替え担当は山寺宏一さんですが、
それ以外の多くは変更になっています。(執事は変わらず茶風林さん!)
30年も経過していますし、様々な事情もあるので仕方ないですね・・・
ただ、新たに担当した方も違和感なく聞く事が出来ました。
特にセミを担当された高木渉さんは、ダメ男なイメージと合う演技で
すっと入り込めました。
まとめ
楽しく懐かしい気持ちになる、前作ファン必見の続編
30年という年月をも上手く活かして、
現代に合わせつつ作品の面白さが存分に発揮された、正当な続編でした。
笑いだけではなく、リアルな年月の経過からか、作品自体が上手くまとめられたからか
観ていて満足感も得られました。
全編通してファンサービスたっぷりで小ネタも多いため、
前作を観てからの視聴をお勧めします。
コメント