【映画紹介】80年代コメディの傑作『星の王子 ニューヨークへ行く』

映画

『星の王子 ニューヨークへ行く』は、
1988年に公開された、エディ・マーフィ主演のコメディ映画です。
続編の公開にあたり、振り返り視聴したので紹介します。

ストーリー

アフリカ・ザムンダ王国の王子であるアキーム。
彼は生活の全てを管理されています。
朝の目覚めには大人数で演奏が行われ、トイレには尻拭き係が付き、
風呂に至っては体を隅から隅まで洗ってもらうほど。
(最後だけは満更でも無い様子・・・)

自分の結婚相手まで決められたくないアキームは
21歳の誕生日を機に、ニューヨーク・クイーンズに出発します。

見どころ

常に前向きで真っすぐ、行動的な王子様

外の世界に興味を持ち、魅力ある結婚相手を探すために国を出た王子。
粗末な部屋を好んで選んび、女性と出会うためにバーで話しかけまくり、
意中の女性に近づくためには同じ店でバイトもする。
王子としてのルールに縛られず、何度失敗する様子は、見ている側は面白くもありますし
くじけずに知識を探求する姿勢と行動力には憧れも抱きます。

初めこそ浮世離れしていて生活も大変かと思いきや
そのまま一般人として生きても問題無さそうな行動力と求心力が彼にあります。

一方で友人のセミは面倒くさがりで、今までの裕福な生活を好み、自堕落で節操も無い。
セミの気持ちもわかるだけに、この二人の対比が面白いところです。

2人で合計8役?!どこでも映るエディ・マーフィとアーセニオ・ホール

床屋では店員と客、集会では牧師にバンドマンなども
エディ・マーフィとアーセニオ・オニールの2人が演じており
明らかに2人と見て分かる姿で、面白おかしく動き回ります。
おかげで画面占有率が凄いことになっており
常に2人の楽しい姿が見られることになります。

吹き替え声優の違い

私がprime videoで見た際は、
アキーム王子(エディ・マーフィ)を谷口節さん、
友人のセミ(アーセニオ・ホール)を山寺宏一さんが担当していました。

今ではエディ・マーフィといえば山寺宏一さんのイメージが強いので
アーセニオ・ホールの方を担当していた事に驚きました。ただ、これはこれで
アキーム王子は優しい面が、セミはお調子者の性格が強調されていて
違った味で楽しめました。

配信サービスの吹き替えは、基本的にソフト版が採用されるみたいです。
ソフトと各放送局はそれぞれ別々で吹き替えを制作しているので、
権利を考えるとソフト版になるのでしょう。
思い返すと、配信サービスには字幕しか配信されていない作品も多々あるので
そのことからも上記のような背景が伺えます。


まとめ

小気味良いコメディで終始笑顔に

続編が実に30年ぶりに公開されたため、振り返るために本作も見返してみましたが
今見ても色褪せず、笑って楽しむことができました。
エディ・マーフィーとアーセニオ・ホールの魅力をたっぷり味わえます。

この記事を投稿した後すぐに、余韻を残したまま
続編『星の王子 ニューヨークへいく 2』を見てきます!

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