基本情報
タイトル | まどろみバーメイド |
作者 | 早川パオ |
連載雑誌 | 週刊漫画TIMES |
出版社 | 芳文社 |
巻数 | 既刊8巻 |
見どころ
カクテルとストーリーのマッチングが上手い
料理をストーリーに絡める漫画は多いですが、この漫画は特にそれが上手いです。
仕事のマンネリに悩む人には、カクテルの手法の基本が詰まった
「ジンフィズ」をふるまわれたことで仕事の基本に立ち返るきっかけとなり、
熱意を失いつつあるバイオリニストには火を扱うカクテルを
考案者の情熱溢れる経緯を語りつつ提供します。
また、カクテルには花と同じように「カクテル言葉」が存在し、話の展開に活かされています。
味に関しても詳しく説明されており、この造詣の深さがストーリーとマッチしているため
自然に読み込む事ができますし、美味しさや香りまでイメージしやすいです。
出典:『まどろみバーメイド』1巻1話より
綺麗で個性のある、三人のバーテンダー
主人公の雪は2人の女性と同居しており、全員がバーテンダー。
同じバーテンダーでも、性格も得意とするスタイルも異なります。
活躍するのは主に雪ですが、巻を進めていくと、騎帆や日代子がメインの話も出てきます。
雪
屋台のバーを経営するメインキャラクターで、穏やかな性格。
相手の好みや体調に合わせたカクテルのアレンジ(ツイスト)を得意とする。
騎帆
一流ホテルで働いている。バーテンダー歴が三人の中で最も長い。
技術も高く、レシピに忠実なカクテルを作る。
日代子
天真爛漫な性格で、自分の見た目に絶対の自信を持っている。
カクテルを作る過程でパフォーマンスを見せる、「フレアバーテンダー」として働いている。
まとめ
お洒落な話運びで、カクテルを作りたくなる!
カクテルがストーリーとうまく絡んでおり、自然に話を読み進めることが出来ました。
私がカクテルを作るきっかけになった作品の1つです。
kindle unlimitedで読み放題だった3巻まで読んだところ、見事にハマって
残りも一気買いました。
この作品に影響されて私もカクテルにはまり、現在は1日1カクテル投稿チャレンジ中!
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