【映画紹介】アン・ハサウェイが悪役のホラーファンタジー『魔女がいっぱい』

映画
映画『魔女がいっぱい』本予告 2020年12月4日(金)公開

映画『魔女がいっぱい』は、「チャーリーとチョコレート工場」著者による小説が原作で

アン・ハサウェイが悪の魔女役、

脚本・製作にギレルモ・デル・トロも参加しているホラーファンタジー映画です。

基本情報

タイトル魔女がいっぱい
公式サイトhttps://wwws.warnerbros.co.jp/majo-movie/
上映日2020年12月4日
ジャンルホラーファンタジー
監督ロバート・ゼメキス
主演アン・ハサウェイ
オクタビア・スペンサー
スタンリー・トゥッチ

ストーリー

両親を事故で亡くした少年は、おばあちゃんに引き取ってもらうが

そこで魔女に目をつけられてしまう。魔女の恐ろしさを知るおばあちゃんは

ホテルに避難することにしたが、そこでは魔女達が集まり、恐ろしい計画を進めていた・・・

悪役ながらアン・ハサウェイの魅力全開

今回のタイトルにもある魔女の親玉「大魔女」を演じるのはアン・ハサウェイ。

彼女は『ダークナイト ライジング』でヴィランであるキャットウーマンを

演じた事はありますが、キャットウーマンはバットマンと共闘することもあるので、

純粋な悪役を演じるのは本作が初めてになります。

大魔女のとにかく傲慢な性格や、とにかく子供が嫌いな様子が良く伝わってきました。

彼女の魔女らしい大仰な身振り・話ぶりによって、作品のダークな雰囲気を

決定づけられているように感じられます。

吹き替え版だと、朴璐美さんが演じる独特の口調と訛りが楽しめます。

『101匹わんちゃん』のクルエラを思い起こさせるキャラクター。

ホラーは抑えめ

ホラーよりもファンタジー要素がメインとなっていて、

おどかしたり怖い空気になるシーンは控えめです。

魔女の本来の姿と、子供が動物に変身するシーンの見た目が怖いくらいなので

そこだけ注意すれば子供と一緒に観ることが出来そうです。

ネズミ視点で描かれる冒険劇

主な舞台はホテルの中ですが、ネズミになっているため広く感じます。

ネズミにされてしまった子供たちは、そのまま捕まれば魔女たちに踏み潰されてしまう。

さらに魔女だけでなく、一般人から見てもネズミは駆除対象なので

味方は事情を知るおばあちゃんだけ・・・。

一般人からも隠れながら、魔女を倒すべくホテル内を駆け回るハラハラとワクワク感が

本作の醍醐味です。

おばあちゃんのアシストが心強い。味方で良かった

「今の自分を受け止める」メッセージ性も?

ネズミになってしまった子供たちは、ショックは受けつつもそこまで絶望を感じていない。

周りの反応に悲しむ事はありますが、魔女を倒すために全力で行動します。

いわゆる曇らせはあっても、墜ちない。

子供向けだから、で片づいちゃうかもしれませんが

このおかげで前向きな感情で観ることが出来ました。

『チャーリーとチョコレート工場』っぽい、ストレートにはいかない展開も。

まとめ

アン・ハサウェイの怪演を楽しむ、ハラハラアドベンチャー

観る前も後も、アン・ハサウェイの印象が残る作品。

内容は『チャーリーとチョコレート工場』の雰囲気を感じつつも

ネズミによるミニサイズな王道アドベンチャーとしてまとまっていました。

一部王道から外した展開もありますが、これも原作者らしいユーモアと言えるかもしれません。

こんな人におすすめ

  • アン・ハサウェイが好き
  • 『チャーリーとチョコレート工場』が好き
  • アドベンチャー好き

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