アニメ『テルマエ・ロマエ』は、ヤマザキマリさんが連載した漫画のアニメ化作品です。
『秘密結社 鷹の爪』を手掛けたのDLEが制作し、ノイタミナ枠で放送されました。
基本情報
タイトル | テルマエ・ロマエ |
公式サイト | https://thermae-anime.jp/index.html |
放送日 | 2012年1月12日 |
制作 | DLE |
話数 | 1シーズン・全3話/各30分 |
ストーリー
古代ローマの建築家・ルシウスは意図せず現代日本にタイムトラベル出来るようになる。
そこで日本の風呂の技術に衝撃を受けつつも、古代ローマに取り入れるべく奮闘します。
見どころ
DLEのギャグテイストを大胆に活かしてアニメ化!
原作の漫画では、古代ローマの紛争や自身の無能さを嘆くなど
シリアスなシーンも多いですが、アニメではコメディに特化しています。
紙芝居的な作風でシュールギャグを展開する『秘密結社 鷹の爪』を作った
「DLE」が制作しており、『テルマエ・ロマエ』でもその作風を存分に発揮しています。
ルシウスやハドリアヌスなど、主要なキャラクターは漫画に合わせた絵柄ですが
それ以外のモブキャラクターは完全に「鷹の爪」の絵柄で出てきます。
テンポの早い会話と、パーツごとに動く独特のモーションがシュールで
笑いに繋がっています。
実写映画化に先駆けてアニメ化されたこともあり、実写映画のポスターが貼られていたり
実写版キャストの阿部寛さんの名前も出したりします。
原作と大きく離れた作風やメタ的なパロディは好き嫌いが分かれるかもしれませんが
それを受け入れられれば素直にコメディアニメとして楽しめる内容となっています。
ストーリー自体は漫画に忠実。3巻までの話をピックアップ
ギャグやパロディをふんだんに盛り込みつつも、ストーリーは
原作の漫画に沿った内容になっています。
漫画の1~3巻の話を、1話につき2エピソードずつピックアップして収録しています。
4巻以降は長編にも繋がってくるので、アニメは良い話の切れ目でした。
全3話と短い中で、うまくまとっていました。
まとめ
原作のコメディ要素に注目し、DLEとマッチさせたアニメ
制作会社と見た目の時点で、どんな内容になるのかが見る前から想像できていました。
原作の画風やストーリーに期待していた人は残念に思うかもしれませんが、
気にしない方であればコメディアニメとして素直に面白い内容となっています。
全3話と短いのもあり、気軽にサクッと観れます。
こんな人におすすめ
- 鷹の爪、FROGMANさんの作品が好き
- 原作との作風の違いも受け入れられる
- 気軽に見て笑いたい
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