『甘々と稲妻』は、雨隠ギド(あまがくれ ぎど)さんによる全12巻の漫画で、
「good!アフタヌーン」で連載されました。
ストーリー
高校教師の公平は半年前に妻を亡くし、娘のつむぎと二人暮らし。
家事と仕事をなんとかこなしますが、自炊する暇も無く
夕飯を一緒に食べる機会も減っています。
一方、公平の生徒でもある小鳥の母は料亭を営んでいますが
テレビに出るほどの人気ぶりで、頻繁に家を空けています。
公平はつむぎに美味しいご飯を食べさせるため、
小鳥は自身の店に明りをつけるため、一緒に料理を作ることにしました。
キャラクター
犬塚公平
シングルファーザーで高校教師。小鳥のクラスの副担任をしている。
優しく穏やかな性格で、生徒である小鳥にも敬語を使うほど。
犬塚つむぎ
幼稚園に通う、公平の娘。
時折幼稚園生らしいわがままも見せますが、とても素直で明るい女の子です。
飯田小鳥
料亭「恵」を営む母を持つ女子高生。かなり大食い。
料理の知識はありますが、あることが原因で実際に料理をしたことはありません。
妻を亡くした父と子の成長
高校教師の犬塚公平は半年前に妻を亡くし、娘のつむぎと二人暮らし。
シッターさんも雇いつつ、家事もなんとかこなしていますが
1巻の初めは、忙しくて自炊する暇も作れませんでした。
また、非常に優しい性格のため、つむぎのわがままにヤキモキする事も。
それでもめげずに、つむぎと話し合う姿は家族愛にあふれています。
つむぎはもちろん、公平の親としての成長も見どころの一つです。
「おとさん」と呼ぶつむぎが可愛らしい
娘に「美味しいごはん」を食べさせたい
自炊する間もない公平ですが、ある日
料理番組を見たつむぎの一言に、思わず買ってきた弁当を落とします。
このシーンは読んでいるだけでも辛かったです・・・。
たまたまもらっていた名刺を頼りに、公平は小鳥のいる料亭「恵」に急いで向かいます。
ただ、肝心の母が不在だったため
料理未経験の小鳥がなんとかご飯だけ炊いて振る舞います。
土鍋で炊いたご飯は、確かにお米が粒だっていて美味しいんですよね。
これをきっかけに、公平と小鳥で簡単な料理から少しずつチャレンジしていくことになります。
まとめ
とにかく1話からがっつり引き込まれました。つむぎが美味しく食べてくれるシーンは印象的で
公平と一緒に泣いてしまいました・・・特に自分はこういう家族愛ものに弱い傾向があります。
公平・つむぎ・小鳥の生活と成長ぶりを見守るのを楽しみに読み進められる作品です。
12巻で完結しているので、本ページを見ていただいた方にも
手に取って読んでいただけると幸いです。
注目ポイント
- 丁寧に描かれる家族愛
- つむぎの成長過程
- 強力して作る温かい料理
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